2015年12月25日

海外発行カード対応ATMの地方銀行での採用について

株式会社イーネット(東京都中央区、代表取締役社長 西岡 修)は、2015年2月23日に発表した「金融機関向け海外発行カード対応ソリューション(フルアウトソーシングATM)」が、千葉銀行・八十二銀行・福岡銀行・琉球銀行・北洋銀行で採用され、2016年春より各銀行の一部ATMで順次、「VISA(PLUS)」、「MasterCard(Cirrus)」、「中国銀聯」、「JCB(一部銀行のみ)」ブランドのカードが利用できるようになりますのでお知らせいたします。

今回採用されたソリューションは、ATM設置・運営管理・機械警備・現金装填・ヘルプデスクでの対応等をフルアウトソーシングの方式で提供し、銀行専用ATMとして展開できるだけでなく、主要なカード会社とも連携し、企画段階からATMの導入まで一貫して対応するものです。また、海外発行カード対応ATMに不可欠なセキュリティ基準である「PCIDSS(※)」の認定を、ATM運営会社として日本国内で初めて取得(2015年12月1日付)し、安心して海外発行カード対応ATMを展開することが可能となりました。
弊社は、現在13,000台以上のATMを運営管理しており、長年培ったノウハウに加え、「PCIDSS」認定を取得したことにより、今後ともより安心・安全なソリューションを提携金融機関向けに提供し、お客さまの利便性向上に努めてまいります。 

※PCIDSS:世界的に統一されたクレジットカード情報保護のためのセキュリティ対策フレームワークで、クレジットカード会員データを安全に取り扱う事を目的として策定された、クレジットカード業界のセキュリティ基準のこと。 Payment Card Industry Data Security Standardsの頭文字をとったもので、国際カードブランド5社(American Express、Discover、JCB、MasterCard、VISA)が共同で設立したPCI SSC(Payment Card Industry Security Standards Council)によって運用、管理されている。